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わんこたん強化週間

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    創作本編の流れはおおまかに固まってきました。
    同時に複数のことが起こるので年表というか進行表みたいなものを作らないと矛盾が出そうです。
    あとは情景描写なり、起こることが決まってても手段目的原因その他の整合性が固まってないところを埋めていきたいとこです。
    なお、どんだけ時間かかっても何らかの形にしたいとは思っております。
    多分キラと合同です。合作じゃないとは思うけど。
    私サイドは話を進める順番は時系列に沿いません。暫定で、
    いきなりセオエリ→セオエリ日常→リオン周辺日常→リオオルキャップル→ミデ恋愛1出会い編→わんこたん視点→リオオル佳境1→リオオル佳境2→ミデ恋愛2発展編→リオン合流編→セオちん合流編→合流ラスト
    みたいな感じかなあと思ってます。
    最近ミデやんの恋愛が固まったんで結構進めやすくはなったかも。

    そんでもってわんこたんのところが一番練らなきゃいけないのに一番決まってないです。
    わんこたん自体キャラデザが定まっておらず、もうひとひねりぐらいしたいんですが外見的には翠艶を茶髪にしたような感じで止まってます。ああもうかき分け能力欲しいよ!
    彼の被害妄想とか冷静な自己中というか若者にありがちな思い上がった痛さを描きたいです。

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    3年ほど前だろうか。
    そもそも全く力を持たない僕が、空間に漂うもやのようなものの味に気づいたのは。
    それは時々によって異なり、飲み込むとまぶたの裏にほんのりと色を感じることができた。
    色視能力者のように、ある種の共感覚のようなものだったのだろう。

    彼女と出会えたのはこのささやかな感覚のおかげだ。
    毎日仕事で門の前を通る神官所。
    見習いなのだろう、こんな早朝に僕と同い年ぐらいの学生たちが庭や門の手入れをしている。
    その中でも一際初々しく、小さく、神官服に完全に着られているような幼い顔の少女。
    栗色の髪を無造作にしばり、きびきびとした動作で掃除を進めている。
    大きな眼には理知的な光をたたえ、表情は真剣そのものだ。

    彼女のすぐそばを横切った。
    息を吸い込んだ瞬間、彼女から漂う淡い石鹸の香りとともに、違和感が流れ込んできた。

    真っ白だ。

    ああそうか、彼女は僕と同じだ。

    つい彼女を見つめてしまった。
    彼女はぽかんとした表情を浮かべ、すぐに笑顔で僕に会釈する。
    僕は微笑み返す余裕もなく、その場を走り去った。

    他人から良く扱われた記憶はあまりない。
    10歳のときに親が死んでからはなおさらだ。
    それは僕が虚弱だからだという。理不尽でしかないのに。
    彼女は満ち足りた顔をしていた。そんな満足、欺瞞じゃないのかと僕は思う。


    あれから、僕のこの感覚は恐ろしいほどに研ぎすまされ、成長してきた。それも急激に。
    そして気づいてしまった。
    このもやが一体何なのか。
    そして、証明してしまった。

    僕は魂を食える。


    世界はきっと綺麗になる。僕がする。
    だから僕のところに来てほしい。
    離しはしない。やっと見つけた、僕の同類。
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