ふにふにブログ

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お嬢さんを僕にください

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    「リオンさん、お嬢さんと結婚させてください。」
    同僚が娘と改まった面持ちで尋ねてきたのは食堂でくつろいでるときだった。
    娘がコイツにつきまとってたのは知ってたけど、かなり唐突だったわね。

    「あ、落ちたんだアンタ…」
    「はい、嬉し恥ずかしながら… 惚れました!」
    「人妻じゃないのにねぇ」
    「そうなんですゥ!僕この子が運命の女性やと思ってるんです。
    僕の思い込みを取り払ってくれたっちゅーか、真剣に愛してくれてるのをみて気がついたら僕も心底ほれてたっちゅーか…だから一緒になって一生供に歩んで行きたいんです」
    「キモい」
    「なんで?!こんなマトモなことしか言うてへんのに?!」
    「それがキモい。まーそりゃいいけど、あたしはいいわよ。おめでと!」
    「軽ッ!」
    「…えらいアッサリだねママ…」
    「まーね、トラ助なら問題ないでしょ。キモいけど、アンタは気にしてないんだろうしね。ていうか問題はあたしじゃなくって…」
    「そうなの…どうしよう、なんて言おう?」
    「レイねぇ…あんたのこと溺愛してるからこんな変態がついたら余計に文句は言うでしょうね。」
    「ううー…僕には皆大事なのにな…」
    「僕あっちの親御さんに気に入ってもらえんでしょうか…」
    「そんなこたないんじゃない?とにかく二人で誠実に気持ちを伝えにいくしかないわよ。変態だろーがなんだろーが、娘取られるの気に食わないってのと、娘大事にしてくれるんなら信じるってのはかわらんでしょ。」
    「ママからもゆってよぅ…」
    「やめたほうがいいと思うわよ?ほら父親って自分だけ知らなかった、ってなったら余計意地はっちゃいそうだし。あたしがいないほうがややこしくなんないわよ。っていうかあんたら自立するっていう気概見せないと、結婚なんて論外だわ。」
    「僕もそう思います。な、二人でいこ。」
    「そうか…わかったよ。」
    「まー…あれねぇ トラ助の責任感とか誠実さとか、いいとこあるんだからそれをちゃんと伝えればいいんじゃない?キモいけど。」
    「キモいん強調せんでくださいよ…」
    「キモいんだから仕方ないわよ。ま、どーーーしても説得できなかったらもっかい相談しにきなさい。あんたらが真剣なんだったら一緒に考えたげるしなんとかするわ。」
    「ありがとうございます!」
    「ママ、ありがとう…!」
    「ま、安心していってらっしゃいな。」
    「はい!僕らの輝く未来のために頑張りますゥ!」
    「キモい!まーいい報告期待してるわ。」
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    この記事に対するコメント

    ま、まだ全面的に認めたわけじゃないからねっ!?
    まだあくまでお試し期間なんだから!
    少しでも気に食わないところがあったら直ぐに連れ戻すんだからねっ!!
    運命の相手だって言うんだったらこのボクにも負けないくらいの愛情を示せなかったら失格!
    ボクと同じかそれ以上の愛情を示したらそれはもはやまともな人間じゃないからそれも失格!
    そのことを忘れないようにね!(鬼)

    (なめ;なんかツンデレキャラみたいになってしまったがレイの恐ろしいところは
    本気で言っているところですな…
    しかしリディアが愛してるといってる限りレイも無理に引っぺがすことはできませんので…本気でリディアがだめになるとでも認めない限り…
    きっと大丈夫です)
    レイ | 2008/04/14 7:43 PM
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